FXのおすすめ手法 トラリピで不労所得「nobログ」

投資歴13年、40歳のおっさんがFXトラリピとトライオートETFで稼いだ金額や手法、所感を公開するブログです。
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スワップ投資

スワップ投資は損する?メキシコペソやその他通貨によるシミュレーション②(積み立てで決済無し)

またまたスワップの話なのですが、思いがけない結果が出ました・・・。
ちなみに、基本的な話は前回になるので読んでない方は下記からどうぞ。

スワップ投資は損する?メキシコペソやその他通貨によるシミュレーション(長期保有で決済無し)

前回は1ポジションだけ保有して、異なる年数(10年前~1年前保持)でシミュレーションしてみました。
今回は積み立て方式でシミュレーションしてみました。
冒頭にも記載しましたが、想定外の結果になりました。

基本的な話は前回しましたので、いきなりシミュレーションを見てもらいましょう。
10年前から開始して、1年ごとに1ポジションずつ増やした場合のシミュレーションです。
積み立ての期間が非常に長いのですが、これを1か月にしてみても恐らく同じような結果になると思います。
また、本当は同金額で積み立てしていくドルコスト平均法が一番効率は良いとは思うのですが・・・、計算が複雑になりすぎるので今のところシミュレーションできていません。

<トルコリラ>
スワップトルコ2

<南アフリカランド>
スワップランド2

<メキシコペソ>
スワップペソ2

●条件及び計算根拠
 ・1年毎に1万通貨を買い増し、決済せずに持ち続けた場合を想定
   ※2020年8月をゴールとして、10年積み立てなら10年前が開始年月
 ・各レートは、月足チャートのろうそく線の最安値を記載(TradingView様より取得)
 ・ポジション損益は保持開始時点からのポジション損益(買い増し分も考慮)
 ・政策金利は該当年月時点での政策金利
 ・スワップの計算方法は日本の政策金利を0%とみなし計算、価格及び政策金利は該当期間の平均を算出し基準とした。計算式は下記の通り。
基準価格 = (各年月のレート + 1年前のレート)÷ 2  ×  10,000
基準金利 =(各年月の政策金利 + 1年前の政策金利)÷ 2
スワップ =  基準価格 × 基準金利 × ポジション数分
 ・損益合計はポジション損益とスワップ累計(SWP累計)の合計
 ・各レバレッジの総入金額は開始年月のレートから算出した入金額合計(年毎にその時点のレート × 10,000を加算)をレバレッジの倍数で割った額
 ・レバレッジ列の各年月の割合(%)はその時点の損益合計を各レバレッジ入金額(その時点の入金額)で割って算出、いわゆる利益率

計算がかなり複雑になってますが・・・特にスワップのところと利益率のところを詳しく解説します。

<スワップの計算方法>
メキシコペソの10年積み立て表で2013年8月のスワップの計算を考えてみます。
なるべく、平均的な値としたかったので、前年8月(5.79)と当年8月のレート(7.27)を足して2で割ってます。これが前年8月から当年8月にかけての平均レートです。
これに、政策金利でも同様に平均金利を算出して、1ポジション分のスワップを計算し、保持しているポジション分を乗算してます。
毎年9月に積み立てするので、2013年8月であれば、2010年8月~2012年8月で合計3ポジション保持しているはず。
よって、計算式は下記の通りとなります。
     (5.79 + 7.27)÷  2 × 10,000 × (4.5% + 4.5%)  ÷  2  =  2,938.5(1ポジション分のスワップ)
      2,938.5  ×  3(2010年~2012年の3ポジション) =  8,815.5

<利益率の計算方法>
メキシコペソの10年積み立て表で2014年8月のレバレッジ1倍の計算を考えてみます。
その時点の損益合計(80,172)をその時点で保持しているポジション購入の際に必要だった入金額の合計で割ってます。
2014年8月のポジションを買う前の入金額で計算してますので、
   2010年(6.33 × 10,000)
   2011年(6.03 × 10,000)
   2012年(5.79 × 10,000)
   2013年(7.27 × 10,000)
の合計が2014年8月時点の総入金額になります。
よって、計算式は下記の通りとなります。
80,172  ÷  ((6.33 + 6.03 + 5.79 + 7.27)  ×  10,000  =  31.5%

で、重要なのはここからなのですが、1ポジションだけ持って長期保有していた前回パターンより最終的な利益率が低いです。
酷い場合は、1ポジションではロスカットしなかったのに積み立てたことでロスカットしている場合があります
10年長期保有(前回)の場合、トルコリラはレバレッジ1倍~3倍までロスカットしてませんでしたが、積み立てでは3倍でロスカットになってます。
メキシコペソに至っては、前回はレバレッジ1倍~25倍まですべてプラス利益で終わってましたが、積み立てではすべてマイナス利益になってます。

正直この結果には私も驚きで、何か間違っているんじゃないかと計算式を見直しましたがどうやら間違っていない様子。
あるとすれば、条件の時点で私が勘違いをしているというところでしょうか。
是非、私の論理の穴を見つけて指摘していただければと思ってます。

ただ、この条件が正しいとすれば理由があるはずです。
色々数字を見ていく中で、恐らくこれが原因では?というものを発見したので、説明したいと思います。
下記はメキシコペソ10年積み立て表の「SWP累計(スワップ累計)」列をグラフ化したものです。

<スワップの増加グラフ>
ペソスワップグラフ

年々貰えるスワップが増えているのがわかりますね。
1年目には1ポジ分、2年目には2ポジ分で倍、3年目は同様に3倍・・・と、どんどん貰えるスワップ額が増えてます。
ここでのポイントは、1ポジ目で1年目に貰えたスワップは2年目以降も増えていないという事です。当たり前ですが・・・。
新しく貰えるスワップ金額はポジ数に比例して倍増してますが、すでに貰ったスワップは増えることなく一定です。

次に見ていただくのは、同じくメキシコペソ10年積み立て表の「ポジ損益」列をグラフ化したものです。

<為替差益の増減グラフ>
ペソ差益グラフ

レートの上下に合わせて、ポジション損益が増えたり減ったりしていますね。
4年目で一旦レートがあがりましたが、その後6年目までは下落、7年目で少し戻しましたが10年目までは再下落してます。
ここで、注目していただきたいのはレートに合わせて1ポジション目からその時点で保持しているポジション全てが連動し増減しているという事です。
ポジションが増えれば増えるほどレートの上げ下げによる影響が大きくなっていきます。
1ポジションで1円下がるのと、10ポジションで1円下がるのでは10倍の差が生まれます。
 ※7年目から10年目にかけて注目すると、1~3ポジ目がどんどん大きくなっているのがよくわかります。
前回話した通りメキシコペソは現在下落トレンドの為、積み立てで増えていくスワップを大幅に超えて含み損を抱えることになり、結果的に10年経過時点でマイナスに転じているというわけです。

もちろん、これは積み立てで決済せず持ち続けていた場合のシミュレーションです。
途中で決済を挟めば、最終的にマイナスになってしまうという事はありません。
例えば、上のグラフでは4年目まではプラスでした。4年目で手じまいしていれば利益が残る形でスワップ投資を終えることができます。理論上は・・・。
ペソ差益グラフ2

上のグラフを見て、現在4年目の状況にあるとして、ここで手じまいするべきだと判断できる人が果たして何人いるでしょうか?
私だったら当然、手じまいなんかしません(笑)さらに上昇する5年目を想像して継続でしょうね。
私は何となく、スワップ投資はうまみが少なそうでリスク高めだなぁと思ってましたが、このシミュレーションをやってみて、恐らく今後スワップ目的とした投資には手を付けることはないだろうと確信しました。
スワップをおまけ程度にトラリピの通貨に選ぶことは検討しても良いですが、メキシコペソが上昇していくのを見届けてからの参加になるでしょうね。
ただ、上昇していくようであれば金利はそれほど高くならず、スワップのうまみがなくなっている可能性もありますので何とも言えませんが・・・。

さて、ここまで色々話してきましたがシミュレーションしておいてなんですが、この結果に全く自身がありません・・・。
是非穴を見つけて反論していただきたいと思います。
で、やっぱりスワップ目的の長期積み立ては投資としてありなんだ、という方向で終わりたいなぁと思ってます。
是非とも考え違いを指摘してください、何卒よろしくお願いいたします。

ちなみに、10年~1年までのシミュレーションも貼っておきますね。
<トルコリラ10年~7年積み立て>
トルコリラ11
<トルコリラ6年~1年積み立て>
トルコリラ12
<南アフリカランド10年~7年積み立て>
南アフリカランド11

<南アフリカランド6年~1年積み立て>
南アフリカランド12
<メキシコペソ10年~7年積み立て>
メキシコペソ11
<メキシコペソ6年~1年積み立て>
メキシコペソ12

スワップ投資は損する?メキシコペソやその他通貨によるシミュレーション(長期保有で決済無し)

今回はスワップ投資についてお話ししたいと思います。

<そもそもスワップとは?>
スワップとは取引通貨間の金利差によって得られる、金利差の調整額の事です。
具体的な例を挙げて説明しますね。

1ドルは大体100円で分かり易いので、日本とアメリカを例に考えてみましょう。
 ※1ドルは100円から変動しないと仮定します
例えば、日本の金利が1%でアメリカの金利が5%だとします。(仮定の話で実際とは異なります)
ドル円を保持するという事は、円を預けて同額のドルを買い付けてもらい預かってもらっている状態です。

預けているので当然金利が発生するのですが、100万円を預けた(ドル円保持した)場合に100万円なら1%で1万円の金利が貰えるところ、買い付けた1万ドル(1万ドル×100円=100万円)は5%で5万円の金利がもらえます。
この時の差分の4万円がスワップと呼ばれる金利差の調整額で、ポジションを保持しているだけで貰えるのです。

ただし、ここで言う金利は年利の為、実際は日数で割った額を日ごとに貰えます。(4万/365で109円ほどですね)
上記がスワップの仕組みで、金利差が大きければ大きいほどスワップの額が高くなり毎日貰える額が増えます。
おいしい話じゃないか、と思いますよね?

<新興国通貨(スワップの高い通貨)について>
説明した通り、スワップ投資で利益を得ようと思ったら金利差が多い通貨でポジションを持つのが良いです。
いわゆる、新興国通貨ですね。代表的なところでは、トルコリラ、南アフリカランド、そして私が取引していたメキシコペソでしょうか?
日ごとに一定額がもらえるので、なるべく多くの金額を長く預けることで毎日多くのスワップが長期間貰えるはずです。


では、スワップで実際どれだけ利益が出るのか?
10年前の2010年8月にポジションを保持して、現在まで持ち続けた場合の各通貨(トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ)の表が下記の通りです。
<トルコリラ>
スワップトルコ1

<南アフリカランド>
スワップランド1

<メキシコペソ>
スワップペソ1


●条件及び計算根拠
 ・開始時点で1万通貨を保持し、決済せずに持ち続けた場合を想定
   ※2020年8月をゴールとして、10年保持なら10年前が開始年月
 ・各レートは、月足チャートのろうそく線の最安値を記載(TradingView様より取得)
 ・ポジション損益は保持開始時点からのポジション損益
 ・政策金利は該当年月時点での政策金利
 ・スワップの計算方法は日本の政策金利を0%とみなし計算、価格及び政策金利は該当期間の平均を算出し基準とした。計算式は下記の通り。
基準価格 = (各年月のレート + 1年前のレート)÷ 2  ×  10,000
基準金利 =(各年月の政策金利 + 1年前の政策金利)÷ 2
スワップ =  基準価格 × 基準金利
例) トルコリラの10年保持表で2011年8月のスワップの計算は下記の通り
     (54.42 + 42.06)÷  2 × 10,000 × (7% + 5.75%)  ÷  2  =  \30,753
 ・SWP日額はスワップを365で割った額
 ・損益合計はポジション損益とスワップ累計(SWP累計)の合計
 ・各レバレッジの入金額は開始年月のレートから算出した入金額をレバレッジの倍数で割った額
 ・レバレッジ列の各年月の割合(%)はその時点の損益を各レバレッジ入金額で割って算出、いわゆる利益率
   ※上記数値が-100%を下回る場合、ロスカットとみなし以降の年月はロスカ表示

割といい条件で計算したつもりです。
厳密に過去のスワップ額を算出するのは難しいので、なるべく近い値になるように平均を取って計算しています。
また、ロスカットについても各年の8月時点でしか見ていない為、途中に急落などしている場合はロスカットの対象になっている可能性があります。

この表を見て皆さんはどう思われますか?
思ったより年利が高い?思った通り?それとも低い?
メキシコペソはいい感じで利益を積み重ねていますね。
また、利率を上げるためにレバレッジをかけることもできます。
ただし、あまりかけすぎるとロスカットしやすくなっているのがトルコリラの表でわかるかと思います。
ただ、メキシコペソは唯一ロスカットしていないのでレバレッジ25倍かけた場合、かなりの利益を出してます。
10年間で447.2%、年利にすれば44.7%です。かなりの好成績ですね。
これならやってみてもいいかなとも思いますが・・・。
では、次の各通貨の9年~1年保持した場合の表も見てください。

<トルコリラ10年~7年>
リラ1

<トルコリラ6年~1年>
リラ2
<南アフリカランド10年~7年>
ランド1

<南アフリカランド6年~1年>
ランド2

<メキシコペソ10年~7年>
ペソ1

<メキシコペソ6年~1年>
ペソ2

なぜスワップで毎日利益があがるのに最終的にマイナスになってしまったり、ロスカットされてしまうかというと、ポジション保持による為替差益のせいですね。
つまり、上記通貨のスワップ投資では為替差益が足を引っ張って利益率を下げているんですよね。
開始したタイミングによって、大成功のプラス収支の物もあればマイナス収支の物もあります。
なぜこうなるのか、というところですがそれぞれのチャートを見てみましょう。
 ※チャートは「Trading View」さんの物を使用しています。

<トルコリラ>
トルコリラチャート

<南アフリカランド>
ランドチャート

<メキシコペソ>

ペソチャート

青線がレートの推移になります。
3通貨に共通して言えることは、取引開始以降ずっと下落トレンドなんです。
つまり、ポジション保持期間が長いほど、為替差益の含み損が増えていきます。
それが、スワップの利益と相殺されればいいんですが・・・残念ながら相殺できずにマイナスになってしまうこともあるんですね。
また、ある時点ではプラスだったとしても時が経つほどレートが下がり含み損も増えていきます。
上の表ではまだロスカットされていないポジションだったとしても、来年、再来年、その先にはもしかしたらロスカットされてしまうかもしれません。
 ※必ずロスカットするわけではないです。もしかしたら今後上昇トレンドに転換する可能性も・・・あるかな・・・?

唯一、メキシコペソだけはかろうじてレンジ相場になっていると言えなくもないでしょうか。
私がメキシコペソのトラリピをプラスで終えることができているのはそういう理由かもしれませんね。
コロナショック後の安値で購入し、そこからの下落があまりありませんでした。
もし、下落前の高値から始めていたとしたら、運悪くロスカットになるか良くても為替差益のマイナスでスワップの利益を食いつぶしている気がします。
取引を辞めた理由として一番大きなところは、やはり開始以降ずっと下落トレンドが続いているからというのが大きいですね。
今まで上昇トレンドになったことが無い為、上昇トレンドになる保証がありません。
また、トラリピの真骨頂はボラティリティの高いレンジ相場ですので、今後のメキシコペソの値動きにそれが期待できないと私個人としては思ってます。なので、撤退しました。

スワップ投資は毎日必ずスワップが貰えるので、目に見えて利益が増えていき嬉しくなりがちですが、そこに注目しすぎて見るべきものが見えなくなりがちです。
短期的な利益にとらわれず長期的な視点で最終的なゴールを考えておくべきだと思います。
エントリーする時に必ず損切と利確レートを決めるように、スワップもやめ時を考えて始めるべきかなと思う次第です。

今回のシミュレーションは、開始した後決済無しで買い増しもしない場合の想定でした。高値を掴んで為替差益のマイナスがネックだという事は買い値を下げればよいという事ですね。
安値だけを狙って買うか、ドルコスト平均法のように安い時は多く、高い時は少なく買い増しするのであれば下落トレンドで為替差益の含み損が増えていくとしても、影響を最低限にできるかもしれません。
次回はそのようなシミュレーションをしてみたいと思います。
プロフィール

nob

2020年で40歳になる大量生産型普通のおっさん。
27歳の時に投資に目覚め、投資信託、FX、株式、太陽光発電、不動産投資と様々な投資に手を出す。
落ち込むこともあるけれど、私、投資が好きです。
このブログはそんな私の投資経歴や現在の投資状況、その他雑記を載せていく予定です。
他にも陸マイラーとしてのポイ活なども絶賛稼働中です。
皆さんに、私の経験を通して有益な情報を発信できたらと思ってます。
何卒、よろしくお願いいたします。

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