前回「TQQQ トライオートETF ヘッジャーロジックの解説②(買い設定について)」の続きです。 
見てないよ、という方は下記からどうぞ。

TQQQ トライオートETF ヘッジャーロジックの解説②(買い設定について) 

さて、それでは前回の続きで売り設定の内部設定値について考察していきたいと思います。

<売りエントリー価格算出方法>
エントリー価格計算表_売

上記が売り設定の内部設定値です。レートが異なるときに設定を追加してみましたが、
売り設定は変わりませんでした。レートがよほど変わらない限りは変動しないのかもしれません。
注目すべきは数量とカウンター値(価格指定)ですね。
数量のところに2倍と書いてありますが、ヘッジャー注文時数量の2倍が設定されます。
 ※買い数量1の場合は売り数量が2、買い数量3なら、売り数量6といった具合です。
また、カウンター値についても買い設定と異なり「価格指定」になっています。
相対的な数値ではなく、絶対的な数値として機能するわけですね。
この設定で、どのようにポジションを持ち利確されるのか、説明したいと思います。

<ヘッジャーロジックの動き>
インヴァスト値動き

はい、インヴァスト証券さんのホームページで見たことある画像です。(インヴァスト証券さんから引用)
この画像見てもいまいちピンとこないと思いますので、実際の設定値を当てはめながら説明します。

<暴落時のポジション保持及び利確&損切>
先ほど説明した「売りエントリー価格算出方法」説明図のNo.9の設定を例に説明します。

 エントリー価格:104.89(逆指値)
 利確幅    : 33.59
 損切幅    :-25.84
 カウンター値 :121.69(逆指値)
  ※価格指定

上記設定が利確される値動きは下記の様な値動きですね。
 ※スプレッドは相変わらず0.75固定です。
値動き3

上記のような値動きをした時に、どこで新規ポジションを持って、どこで決済するのか?
詳細が下記の通りです。
詳細値動き3

まずは、売BIDが104.89より高いレートからスタートします。
104.89の売注文は逆指値の為、104.89より高いレートから下がることによって新規売りポジションを保持します。
利確幅は33.59ですので、その後レートがガクンと下がって買ASKが104.89 - 33.59=71.30になった時点で決済買いし利確となります。(売りの利確幅なので、正数なのですが減算です)
利確した時点で、次の注文は価格指定の121.69が注文されます。
こちらも逆指値なので、売BIDが121.69より高いレートになってから下がってこないと新規ポジションを保持しません。
上図のような値動きをすれば新規ポジションを持ち、再度利確する流れになります。
 ※上の図ほど上がる必要はないのですが・・・ノリで線書いてたらこうなりましたw
カウンター値が価格指定で、私は一度も売りポジションが決裁されたことがないので、さらに次の注文でどのような値が設定されるかは未知数です。

<買い注文状況>
ヘッジャー買注文

また、ここが重要なのですが売り設定には損切設定がされています。
損切りされるパターンは下記の図の通りですね。
詳細値動き4
こちらも、先ほどと同じく高いレートから下がってきて、新規売りポジションを持つまでは一緒なのですが、その後急騰し買ASKが104.89+25.84=130.73になった時点で、損切決済されます。(売りの損切幅なので負数ですが加算です)
売り設定には損切があることを覚えておきましょう。ここ大事!あと、数量も2倍!!

<ヘッジャーロジックの動きについて総括>
長々と説明してきましたが、少しは動きが理解できたでしょうか?
基本的にはある程度の上昇や下降相場では買いポジションで値動きを追っていくように利確を積み重ねていきます。
鈴さんの「無限ナンピン戦略」が、10%下落で設定を停止して新規設定を追加し、レートが上がる且つ前の設定が全決済されたら名前を変更するだけなのはこのためですね。
常に動いている最新の設定が値動きを追いかけて利確を積み重ねるため、過去の設定は新たなポジション保持を凍結し決済を待つだけにしています。

話を戻しますね。そして、ポジション保持したまま大きく下落した場合は大きな含み損として残り続けてしまうため、そのヘッジのために倍の数量で売りポジションを持ち、いわゆる「両建て」をしています。
この売りポジションもちゃんと利確してくれればいいんですけどね・・・、そううまくいくかなぁ?というのが私の意見です。
正直、この利確幅下落するのって年にそう何回もあるもんじゃないと思うんですよね。大体損切りされるんじゃないかなと。なので、私は売り設定はすべて止めてます。
「無限ナンピン戦略」を実施することで、暴落のヘッジが完結してます。だって、いくら値が下がってもロスカットしないんです。上昇を待つだけなんです。これ、売りポジション持つ意味ないんじゃないですかね?

ただし、ここまで書くとノーリスクなようにも思えてしまいますが、未だかつてない歴史的大暴落が発生した場合には併合や取引停止、廃止等も考えられます。
その辺りを理解した上で、取り組むべきですね。
その場合の対処法としても鈴さんが考えられてる通り、ナスダック100に乗り換えて残った資金を全投入に私も同意です。
詳しい説明は鈴さんのホームページへどうぞw 分かり易く解説されてるので理解できるはずです。

結局今回の記事でも資金管理まで行けませんでした・・・、資金管理も鈴さんのところで詳しく説明されてますけどね。似たような記事になるとは思うのですが、次回で資金管理の解説したいと思います。
お楽しみに。

トライオートETF ヘッジャーロジックの解説④完結(資金管理の計算方法について)TQQQ